2016年3月3日 09:59
BIGLOBE、Android OSを搭載した小型IoT端末「BL-01」の開発キット
ビッグローブは2日、GPSや加速度センサーなどを備え、データ通信も可能な小型Android端末「BL-01」開発キットの提供を開始した。基本的に企業向けとなり、価格は35,000円(税別)。
今回のBL-01開発キットでは、Googleの標準SDKに対応した一般的なAndroid 4.4.2向けアプリ開発環境があれば、自由にBL-01向けのアプリを作れる。専用の開発ツールなどは必要ない。BL-01本体は1.6型タッチパネルディスプレイを持ち、3軸加速度センサーとGPSを搭載する。
単独でデータ通信も可能なので、ウェアラブル端末やIoT端末としての利用が可能。ビーコンと組み合わせた子供の見守り、医療機器などの物品管理、各種センサーからの情報をクラウドにアップロードするゲートウェイ、といった利用例を挙げている。
そのほかBL-01の主な仕様は、CPUがCortex-A7(1.0GHz)、メモリが512MB、ストレージが4GB、ディスプレイ解像度が220×176ドット。
OSはAndroid 4.4.2。nanoSIMカードスロットを装備し、通信機能は3G(2.1GHz)、IEEE 802.11 b/g対応無線LAN、Bluetooth 4.0を搭載する。