2016年3月6日 18:30
小島よしお、復活のきっかけはライブで聞いた子どもの「帰りたい」-「映画ドラえもん」最新作にもゲスト出演
●普通NGのことを前提に参加型のネタ作りを
2007年にギャグ「そんなの関係ねぇ!」が『ユーキャン新語・流行語大賞』トップ10に入賞するなど大ブレイクを果たしたお笑い芸人の小島よしお。ブレイク後すぐに姿を見なくなってしまう「一発屋芸人」にくくられてしまうこともある小島だが、そんな彼が今、子どもたちに大人気なのを御存じだろうか。
最近では、全国各地で行われる小島のイベントには多くの親子連れが訪れ、いずれも大盛況。「映画ドラえもん」シリーズ第36作『映画ドラえもん ―新・のび太の日本誕生』(3月5日公開)ではスペシャル応援団として、プロレスラーの棚橋弘至選手、真壁刀義選手、キッズモデルのエヴァちゃんとともに「ウンタカ!ドラドラ団」を結成し、CDデビューを果たしている。彼が再ブレイクを果たした裏には、反省から生まれた「一発屋」ならではの自己プロデュース術があった。
――映画完成披露イベントも大盛り上がりでしたね。小島さんが今のように子どもをターゲットにした芸風にシフトするきっかけはあったのでしょうか?
5年前の単独ライブですね。それまでは子どもを意識したネタではなかったんです。
そのライブには子どもが何人か見に来てくれていたのですが、始まってすぐにある女の子が「帰りたいよ~」