くらし情報『富士ゼロックスと北三陸塾、地域医療などのサービス向上を図る情報基盤構築』

2016年3月7日 17:03

富士ゼロックスと北三陸塾、地域医療などのサービス向上を図る情報基盤構築

富士ゼロックスと北三陸塾、地域医療などのサービス向上を図る情報基盤構築
富士フイルムグループの富士ゼロックスは3月7日、NPO法人の北三陸塾と共同で医療、介護、福祉領域におけるさまざまな情報を連携、およびバックアップを行い、サービスの向上を目指す情報基盤「北三陸ネット」を構築し、稼働したと発表した。

近年、高齢化が進む日本では在宅療養のサービスや利便性向上が重視されており、地域における医療や看護、調剤、介護、福祉など異なる職種間の連携が必要とされているという。また、災害時にもスムーズな医療、介護、福祉サービスを提供するには、情報のバックアップが重要だという。

北三陸ネットは、こうした課題を解決することを目的に久慈医療圏4市町村(岩手県久慈市、洋野町、野田村、普代村)の病院、診療所(医科・歯科)、調剤薬局、介護施設、福祉施設(地域包括支援センターなど)など計67施設をつなぐシステムだ。

北三陸ネットに参加する各施設内で作成される情報を電子化し、施設間をつなぐ安全なネットワークからプライベートクラウドに格納する事で、情報のバックアップが行われると同時に、各施設が相互に情報を閲覧できるようになる。

各施設が共有する情報には、同意書で賛同した住民の診療記録や保険薬局の調剤履歴、紹介状、介護・福祉現場のケア記録、在宅診療や訪問診療、訪問介護時のメモや連絡事項などが含まれる。

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