2016年3月9日 00:06
『バケモノの子』BD&DVD発売記念で"音楽"をテーマにしたトークショー開催
第39回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞した細田守監督の『バケモノの子』。そのBlu-ray&DVDの発売を記念して、本作の音楽を担当した高木正勝氏(音楽家/映像作家)と「スタジオ地図」プロデューサー・齋藤優一郎氏によるトークショーが、2016年3月6日、HMV&BOOKS TOKYOにて行われた。
登壇した齋藤プロデューサーは、4日に行われた日本アカデミー賞で、細田作品が『時をかける少女』に始まり、4作品連続で最優秀アニメーション作品賞を受賞したことに賛辞が贈られたことへの礼を返しながら、「映画は1回失敗したら次がありません。沢山のお客様に観て頂けたからこそ、これまで4本の映画を作らせて頂くことができました。本当にうれしく、ありがたいことと思っています」と笑顔で挨拶。続いて『おおかみこどもの雨と雪』に続いて細田作品の音楽を手がけた高木氏が、オファー時の状況について「2014年の春にキャラクター表と熊徹の家、街の雰囲気がだいたい分かるくらいの状態のときにお話をいただきました。『おおかみこどもの雨と雪』ではピアノを使ったので、今回はパーカッションのみ、ピアノを一切使わないというのはどうでしょうと言われました。