iPhoneユーザーのための「正しい」Mac入門 その30
iTunesから利用できるサービスにiTunes Matchがある。これはiTunes内にあるすべての音楽データ(一部利用できないものもあります)をiCloud上にアップロードする機能。CDから取り込んだ曲データなどもアップされる。このサービスは有料(年額3,980円)だが、利用するとiTunesからiPhoneやiPad、さらに他のMacに曲を同期して転送しなくても、ホストになっているMacのiTunes上のすべての曲を再生できるようになる。容量の小さなiPhoneを使っている場合などはかなり便利だ。
iTunes Matchの利用には、メニューバーの「Store」から「iTunes Match…」を選んで利用を開始する。
利用を開始するとまず、iTunes上にある曲データをiTunes Storeで配信されている曲とマッチするかが確認される。もしiTunes Storeで曲を配信している場合はアップロードはされず、iTunes Store上の曲が使われる。
Storeにない曲はiCloudにアップロードされる。
マッチが完了すると、曲の同期をしていないiPhoneやiPadからMacで作ったプレイリストが利用可能になる。もちろん他のMacでも利用可能だ。
iPhoneでiCloudミュージックを利用するとき、プレイリストのクラウドアイコンが付いているところにiPhoneのマークが表示されているものは、曲データがiPhoneにダウンロードされているもの。表示がないものはiCloud上からストリーミング再生されるものになる。
このとき気を付けたいのは、ストリーミング再生時はデータ通信をしているということ。つまりたくさんの曲を再生するとデータ通信量制限に引っかかってしまう可能性がある点だ。
そこで[設定]-[ミュージック]の「ストリーミングとダウンロード」で「モバイルデータ通信を使用」をオフにしておけばストリーミング再生はされなくなる。
よく聴く曲はWi-Fi環境などデータ通信量の制限がないときにiPhoneにダウンロードしておこう。プレイリストの[…]からメニューを開いてクラウドアイコンをタップするか、プレイリストにあるクラウドアイコンをタップすることで、iPhone上にダウンロードできる。ちなみにこのときiTunes上でマッチした曲に関しては、昔CDからリッピングした128kbpsなどの低音質の曲でも256kbpsの高音質データが利用できる。こちらもデータ通信量が気になる場合は、先ほどの[設定]-[ミュージック]の「ストリーミングとダウンロード」で「モバイルデータ通信で高音質」のチェックを外しておこう。
現在、iTunes Matchで利用できるデバイス数は10台まで、楽曲数は100,000曲になっている。アップロード後に利用できるデータはAACになり、もしアップルロスレスやさらに高音質の曲データを使っている場合でもAACに置き換えられてしまうので注意しよう。
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