くらし情報『富士通、インドネシアでAR技術を導入した河川情報システムの実証実験を開始』

2016年3月9日 13:57

富士通、インドネシアでAR技術を導入した河川情報システムの実証実験を開始

富士通、インドネシアでAR技術を導入した河川情報システムの実証実験を開始
富士通とPT.Fujitsu Indonesia(富士通インドネシア)は3月9日、独立行政法人 国際協力機構インドネシア事務所の委託を受け、インドネシア共和国 北スラウェシ州 マナド市向けに、AR技術を導入した河川情報システムを構築したことを発表した。

インドネシア共和国北スラウェシ州にある、公共事業・国民住宅省マナド河川流域管理事務所と共同で、2月23日から3月18日まで、本システムの実用性と有効性を評価する実証実験を行う。

同システムは、日本国内での河川情報システム開発実績とノウハウを生かし、富士通が富士通インドネシアと共に構築したもの。観測者がスマートフォンの水位計測アプリを使って計測した水位と写真のほか、観測者が入力した周辺の状況情報を富士通のデータセンター内に集約して蓄積し、各観測地点の水位変化を可視化したグラフとともに、地図上にプロットして提供する。

スマートフォン・アプリには、富士通のAR統合基盤製品「FUJITSU Software Interstage AR Processing Server」を活用しており、観測者がマナド市内の河川流域に設置されたARマーカーをスマートフォンのカメラで読み込むと河川写真上にスケールを重畳表示し、画像の水面をタップするだけで水位を数値化できるという。

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