沖縄でハチに擬態した新種のガを発見 - 九州大学
同成果は同大大学院生物資源環境科学府の屋宜禎央氏、同大大学院農学研究院の広渡俊哉 教授、名城大学の有田豊 名誉教授らの研究グループによるもので、3月7日付けの「ZooKeys」に掲載された。
今回発見されたガは、屋宜氏が2015年5月30日に採取したもので、羽を広げた幅が約30mmと比較的大型。その後の研究で新種であることが判明し「Teinotarsina aurantiaca」と命名された。
「Teinotarsina aurantiaca」を含むTeinotarsina属は日本ではこれまで発見されていなかった。また、近縁種が台湾や中国に分布しているものの、外見は大きく異なっており、沖縄県におけるハチ類の多くがほかの地域に比べ赤色化が著しいことが影響していると考えられるという。
同研究グループは今回の発見について、沖縄島を含む琉球列島が中国大陸と関連があることや、そこに分布する昆虫類の種多様性が十分に調査されていないことを示す点で重要な意義があるとしている。
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