AMD、4.1GHz駆動の新APU「A10-7890K」を18日に発売 - 税別18,480円前後
「A10-7890K」は、2日にAMDが正式発表したデスクトップ向けAPUの最上位モデル。既存の"Godavari"世代のAPUと同様に、CPUにはSteamrollerコア、グラフィックスにはGCN(Graphics Core Next)ベースのRadeon R7 Graphicsを統合する。プラットフォームはFM2+。
既存の最上位モデル「A10-7870K」から動作クロックを引き上げ、ベースが4.1GHz、TurboCORE時が4.3GHzとベース・TurboCOREともに4GHz以上で駆動する。GPUクロックやL2キャッシュ、TDPなどは「A10-7870K」と同様となる。
また、「A10-7890K」には、新開発の静音クーラー「AMD Wraith Cooler」がリテールクーラーとして付属する。
「A10-7870K」でも大型ヒートシンクと、銅製のベースとヒートパイプを組み合わせたものを採用していたが、「AMD Wraith Cooler」はさらに大型のクーラーで、AMDによると、風を受けるフィンの面積を24%増やすととともに、風量も34%増加し、冷却性能が向上。一方で既存のファンから回転数を落とし、ノイズを抑えたという。