2016年3月11日 06:30
共働きでも小学校受験を諦めない! (1) 小学校受験ってどんなもの?
加熱する受験戦争をテーマにしたドラマが放送されるなどして、一躍有名になった「お受験」。何年かに渡って複数の教室に通わせ、家庭では子どもの生活態度に対して母親がこと細かく指摘。母親は子どものマネージャーのように日々付きっきりでサポート。このようなイメージが先行し、「専業主婦じゃないとお受験はムリ」という先入観が広がっているようにも感じます。しかし、実際のところはそんなことはありません。
ここでは全10回にわたり、小学校受験について解説していきます。特に、共働き家庭に向けた情報を多く盛り込んでいきますので、小学校受験のメリット・デメリットをよくご理解いただき、子どもの将来を考える際のお役に立てればと願っています。
○公立・国立・私立のメリット&デメリット
初回は基本的な解説から。
小学校には大きくわけて、「公立校」「国立校」「私立校」の3種類がありますので、その特徴やメリット・デメリットをお話していきましょう。
公立校は最も一般的で、自宅から徒歩圏にあり、各地方公共団体の教育委員会が運営。受験をせずに入学できる小学校です。公立の良いところは、徒歩圏にあるため通学に負担がない、近所に友達ができるため学校外でも楽しく過ごせる、授業料が安い、制服や指定用品が少なく管理が楽、といったことがあげられます。