AMD、外付けGPUとノートPCをThunderbolt 3でつなぐ「AMD XConnect」
Radeon搭載グラフィックスカードを収納した外付けGPUケースと、ノートPCや2in1 PCを接続し、ゲーミングノートPCに必要なパフォーマンスとモバイル性を両立させるソリューションで、インタフェースにはIntelが中心となって規格を策定したThunderbolt 3を採用する。プラグアンドプレイに対応し、いつでも接続したり取り外したりできる。
「AMD XConnect」の利用にあたり、ソフトウェア面では、Radeon Software Crimson Edition 16.2.2("Crimson Edition 16.3”のリリースノートで「AMD XConnect」への対応が記述されている)と、build 10586以降のWindows 10、Thunderboltファームウェアv16、external graphics over Thunderbolt 3に対応したBIOS、ハードウェア面ではThunderbolt 3搭載PCと外付けGPUケース、40Gbps対応のThunderbolt 3ケーブルが必要となる。
「AMD XConnect」は、2016年1月に米Razerが発表したゲーミングUltrabook「Blade Stealth」と外付けGPUケース「Razer Core」に採用という。ただし、「Razer Core」はNVIDIA GeForceシリーズへの対応もうたわれており、Radeon限定というわけではないようだ。