2016年3月12日 18:00
山口健太のモバイルデバイスNEXT (7) タフなのに薄型軽量、Win 10/Androidで登場する新TOUGHPAD
パナソニックは2月23日に、タフネス仕様が特徴の業務用ハンドヘルド端末「TOUGHPAD」シリーズの新モデルを発表した。26日には、Android版の「FZ-N1」を日本国内で法人向けに発売している。
同時期にスペイン・バルセロナで開催されていた「Mobile World Congress 2016」には、Android版に加え「Windows 10」版の「FZ-F1」も展示。タフネス性能の大部分を継承しつつ、前モデルよりスリムになったハンドヘルド端末として来場者の注目を集めた。
○Windows版は「Windows 10 IoT Mobile Enterprise」搭載
前モデルのFZ-E1/X1は、過酷な業務環境を想定したタフネス性能が特徴だった。外観も、いかにも業務用といったデザインであり、仕事中に操作していても「遊んでいる」と誤解される恐れがない。意外に思えるが、これは業務用スマホとして重要視されるポイントとなる。
両モデルはハードウェアとしては共通でありながら、Windows版とAndroid版の両方をラインアップしており、これも現在のトレンドを先取りしていた点といえる。