2016年3月14日 11:48
ソフトバンク、Microsoft Azure活用の「IoT構築サービス」を提供開始
ソフトバンク・テクノロジー(SBT)は3月10日、Microsoft AzureとMicrosoft Azure IoT Hub、Azure SQL Data Warehouse、Azure Machine Learningなどを組み合わせてIoTプラットフォームを構築する「IoT構築サービス」の提供を開始した。
国内IoT市場は、2014年~2020年まで年間平均成長率16.9%で成長し、2020年には13兆円を超えると調査結果も出ており、民間企業・官公庁において、さまざまなセンサやデバイスから集積したビッグデータの活用に期待が高まっている。その一方、IoT分野にチャレンジしようとする企業にとっては、IoTの基盤構築に必要な期間とコストがハードルになっている。
例えば、製造業において工場内のセンサデータを可視し、解析結果をフィードバックする仕組みの構築には、1億円以上の初期費用がかかる(SBT試算)。しかし、Microsoft AzureとMicrosoft Power BIの組み合わせで実現した場合、コストは初期費用が50%程度、運用費用が6分の1程度で済み、IoTを利用した価値創出の仕組みを短期間で構築できるという。