2016年3月15日 11:36
Apple Store銀座で、アップル製品用MDMソリューション「Casper Suite」の解説イベントが開催
3月8日、Apple Store銀座店で、企業向けのアップル製品用MDMソリューション「Casper Suite」を紹介するイベントが開催された。「業務には向かない」と言われてきたアップル製品の弱点を補う、非常に重要なソリューションとなる。
○企業でのアップル製品管理に強い味方
アップル製品といえば、DTPなど一部の業種を除いてパーソナル、コンシューマ向けというイメージが強いが、近年は社内システムのクラウドへの移行や、BYODなどの流行もあって、アップル製品がビジネスシーンでも多く使われるようになった。これに合わせてアップル自身もビジネスチームを編成し、企業向けにアップル製品を導入するための情報を発信している。今回のイベントもビジネスチーム主導によるものだ。
イベント前半はモビリティエバンジェリストとして名高い、Tooの福田弘徳氏が登壇し、アップル製品を企業に導入する際の現状と課題について説明した。サポートコストが低いのがMac導入のメリットだが、一方で企業ユースでは不可欠な、端末の一斉アップデートや一斉インストール、セキュリティポリシーの一括変更といった、数百台をまとめて管理することは苦手としている。