2016年3月15日 11:49
シスコ、企業のデジタル変革を加速する新たなアーキテクチャを発表
シスコシステムズは3月14日、企業のデジタル変革を加速する、オープンで拡張可能なソフトウェア志向の新たなアーキテクチャ「Digital Architecture(DNA)」を発表した。
DNAは、デジタルビジネスの基盤を構築するためにカギとなる「仮想化」「自動化」「クラウドサービスの管理」「アナリティクス」「プログラマビリティ」といった要素を一体化するプラットフォーム。同社の「Application Centric Infrastructure(ACI)」を補完するもので、Cisco ONE Softwareを通じて提供される。
DNAにおいて自動化を実現する製品としては、最大4,000台のデバイスを稼働させることのできる「APIC-Enterprise Module(APIC EM)プラットフォーム」が提供される。APIC EMには、ルータやスイッチ製品にエージェントを搭載する「Cisco Plug and Play」、ネットワークの幅広いQoS設定を動的にアップデートする「Easy Quality of Service」が含まれる。
仮想化を実現する製品としては、「Evolved Cisco IOS XE」