2016年3月16日 08:00
定年までに貯めたい貯蓄額は「2,000万~3,000万円」が最多 - 現実は?
日本能率協会グループは3月15日、貯蓄と仕事などについての意識調査の結果を発表した。調査は2015年12月28日~1月26日、全国のビジネスパーソン1,000人を対象にインターネットで行われた。
○何歳まで働いていたい?
何歳まで働きたいか聞いたところ、全体では「51~60歳」と「61~65歳」がともに29.8%と最も多く、次いで「66~70歳」(16.3%)、「70歳以上」(10.1%)となり、過半数の人が60歳以降も働きたいと考えていた。
性別でみると、60歳以降も働きたいと考えている人は男性が58.1%、女性が53.9%と、60歳以降も働きたいという意識に男女差はほとんどみられない。
年代別でみると、60代の24.1%が「70歳以上」と回答する一方、20代、30代では、「40歳まで」と回答した人がそれぞれ28.3%、15.1%となり、年代別でギャップがみられる。
○定年までに貯められそうな世帯貯蓄は?
定年までに貯めたい世帯貯蓄額は、回答の多い順に「2,000万~3,000万円未満」(15.5%)、「1,000万~2,000万円未満」(15.3%)、「1億円以上」(12.5%)。