修羅場サバイバル ~健康で文化的なクリエイターになるために~ (12) 天気が悪いと頭が痛い?気象病と乗り切り方
は実在しており、学術的に研究されていて、正式名称は「気象病」というのだと知りました。
一口に「気象病」と言っても、さまざまな症状が存在しています。私の場合、低気圧に反応して古傷が疼いたり、偏頭痛など各種の痛みが発生したり、だるくて動けなくなったりするタイプでした。
そのほかにも、気温差で循環器系の変調が起きたり、冬場の日照不足で精神的な病が悪化したり、または強い南風が吹いたときに精神的な変調や注意力散漫が起こったり…原因や症状は本当に多種多様です。
○気圧の変化で体調不良…その対処法は?
かいつまんで説明しただけでも、非常にやっかいに聞こえる「気象病」。実際、治療がなかなか難しいものではあるのですが、気圧の変動を主因とするものに限り、気象病の影響を押さえる方法が存在しています。
答えから言えば、酔い止めの薬、あるいは漢方薬の五苓散を、後述するタイミングで飲むことです。五苓散はむくみや下痢、めまい、頭痛などへ処方する漢方として売られていますが、その作用から気象病にも効果を及ぼします。
気圧変動に敏感なタイプの方は、気圧の下がり始めと上がり始めのあたりで、体に変調をきたすことが多いのです。