MSI、新型ヒートシンクを採用したGeForce GTX 950搭載カードの発売日を延期
台湾MSIは17日、NVIDIA GeForce GTX 950を搭載したグラフィックスカードの新モデル「GTX 950 2GD5 OCV1」の発売日を、当初の17日から延期すると発表した。新しい発売日は決まり次第改めてアナウンスするとしている。
「GTX 950 2GD5 OCV1」は、従来製品「GTX 950 2GD5 OC」をリファインした製品。新設計のヒートシンクを採用し、GPUに加えて、グラフィックスメモリや電源回路を効率的に冷却するほか、従来モデルから65gの軽量化を実現した。
発売延期の理由として、MSIは「パッケージに不手際があったため」と説明。「GTX 950 2GD5 OCV1」の最大消費電力は90Wで、6ピンの補助電源を搭載するが、一部のパッケージで「補助電源不要」のステッカーが貼られたものが見つかったという。
製品の回収やパッケージ交換には1~2週間かかる見通しで、新しい発売日は決まり次第改めてアナウンスする。また、再出荷にあたっては販売価格の変更も検討しているという。
「GTX 950 2GD5 OCV1」の主な仕様は、CUDAコア数が768基、コアクロックが1,076MHz、ブーストクロックが1,253MHz、メモリが128bit接続のGDDR5 2GB、メモリクロックは6,600MHz。