年齢層、人気のある言語、仕事に求めるものなど、世界のデベロッパーの生態が明らかに
以下、特に興味深い結果を紹介する。
よく使うオペレーティングシステムは26.2%のMac OS Xが最も多く、これに22.5%のWindows 7、21.7%のLinuxが続いている。
開発環境のシェアは35.6%のNotepad++とVisual Studioがトップで、これに31.0%のSublime Text、26.1%のVimが続いている。
アンケートの回答者の年齢層は25歳~29歳が28.4%で最も多く、これに20歳~24歳の23.6%、30歳~34歳の18.1%が続いている。平均値は29.6歳で、中央値は27歳。
自身を「フルスタックWebデベロッパー」であると考えている割合が28%と最も多く、これにバックエンド・デベロッパーの12.2%、学生の11.4%が続いている。
フルスタックWebデベロッパーは5、6の主要なプログラミング言語やフレームワークに精通しているとされており、他の項目が4個である点と比較して多い。
フルスタック・デベロッパーが精通している技術は85.3%でJavaScriptが最も多く、これに58.9%のSQL、37.3%のC#が続いている。
プログラミング経験は2年~5年が32.1%と最も多く、これに11年以上の26.5%、6年~10年の23.2%が続いている。
男性の割合が92%を超えている。
学習方法は自己流の学習が69.1%と最も多く、これにジョブ・トレーニングの43.9%、コンピュータ科学の理学士取得の34.8%が続いている。
最もよく使う技術は55.4%のJavaScriptとされており、これに49.1%のSQLと36.3%のJavaが続いている。
仕事に求めるものは給料が62.7%で最も多く、これにワークライフ・バランスの50.4%、企業文化の41.8%が続いている。スターウォーズとスタートレックではどちらが好みかという質問に対しては、若い層ほどスターウォーズを選び、年上ほどスタートレックを選択している。
2015年時点でのよく使われるオペレーティングシステムは33.8%でWindows 7が最も多かったが、2016年はWindows 7の割合が大きく減少。Windows 7の割合はWindows 7とWindows 10に分かれる形になっている。開発環境としてはVisual Studio、Sublime Text、Eclipse、Vim以外にNotepad++が高い順位につけていることが興味深い。