くらし情報『JOGMEC、氷海の資源開発に向けた高精度氷況観測センサの実証実験に成功』

2016年3月22日 18:43

JOGMEC、氷海の資源開発に向けた高精度氷況観測センサの実証実験に成功

JOGMEC、氷海の資源開発に向けた高精度氷況観測センサの実証実験に成功
石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は3月22日、氷海開発のための高精度氷況観測センサによる国内実証試験に成功したと発表した。

JOGMECでは、日本の資源エネルギーの安定確保を図るため、北極海などにおける資源開発に向けた技術ソリューション事業の一環として「氷海開発を支援するための高精度氷況観測技術の開発」を実施している。

同事業では、施設周辺の海氷分布および接近速度を検知する「オンボード海氷レーダ」、海氷厚、積雪深および氷表面形状が計測可能な「高機能型EM-BIRD(航空機搭載型電磁誘導センサ)」、氷山などによる海底洗掘の痕跡を水中から高精度観測するための「パラメトリックサブボトムプロファイラ」の3種類の機器について、開発および高精度・高機能化を図ってきた。JOGMECは今回、これらセンサの実証実験を実施した。

オンボード海氷レーダについては、精度検証に必要となるデータ取得を目的に、2016年2月25日~2月26日にかけて、東京大学が北海道紋別市にて流氷を対象に実証試験を実施。オホーツク・ガリンコタワーが運営する氷海展望塔オホーツクタワーおよび流氷砕氷船「ガリンコ号Ⅱ」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.