サラリーマンが知っておきたいマネーテクニック (49) 正社員なら30歳までに200~300万円貯めよう!
家計の収支から考えて非現実的な目標額を設定しても意味がありませんが、ここでは「30歳までに300万円」を貯めるやり方を考えてみましょう。300万円あれば、結婚費用や新婚旅行費用、新生活準備費用などは十分にまかなえ、ある程度貯蓄があるゆとりのある状態で新しい生活をスタートするができるでしょう。
○毎月積立額、ボーナス積立額を決める!
まずは、毎年の積立額を決めましょう。単純に考えると、毎年積立額は以下の計算式で決まります。
毎年積立額=300万円÷(30歳-現在の年齢)
たとえば、現在24歳の方の毎年積立額は、300万円÷(30歳-24歳)=50万円となります。
次に、毎年積立額を達成するために、毎月の給料や年2回のボーナスからいくら積み立てるかを決めましょう。1年間で50万円を蓄える場合は、毎月1万円とボーナス1回19万円、毎月2万円と1回ボーナス13万円、毎月3万円と1回ボーナス7万円、毎月4.2万円と1回ボーナス0円などの組み合わせがあります。○給与天引きの仕組みを活用する!
給与天引きの税金や社会保険料が、高い金額の割に痛みを感じないのと同じように、貯蓄も給与天引きを活用すれば、楽に財産形成をすることができます。