結婚の条件は、愛猫を捨てることだった (1) プロポーズの後、相手が放った一言
○結婚するための驚愕の条件
「猫を捨ててこい。そしたら結婚してやる」。
プロポーズされた後、相手が放った一言がそれだった。0.000056秒で怒りのあまり全身の血液が沸騰した。
誰が捨てるか。ふざけるなよ。うちの子を捨てるくらいなら何のためらいもなくお前を捨てるわ。月曜の朝8時に間に合うよう燃えるゴミの日に憎悪を込めて出してやろうか?命を何だと思ってる。
私はうちの猫を幸せにするためだけに生きている。うちの子のご飯代を稼ぐために働き、うちの子の喜ぶ顔が見たくて何時間もかけてオモチャを選び、うちの子が健康に長生きするために日々身体チェックを欠かさないでいる。うちの子を捨てるくらいなら結婚なんか一生しなくていい。
○猫を飼っている女は婚期が遅れる?
「猫を飼っている女は婚期が遅れる」とよく聞く。その背景には色々な事情があるのだろう。猫が可愛すぎて恋愛に興味を持てずにいたり、相手が猫アレルギーで結婚をあきらめたり、愛猫との時間を優先しパートナーとの時間を作れずにいたり……。私の場合は、「猫を捨てろ」と言われて激昂し、逆に相手を捨ててしまったことが婚期が遅れた原因だ。
今、「婚期が遅れた」