LINEが”格安SIMサービス”を開始!? - LINE MOBILEの特徴と狙いを探る
LINEがMVNO事業に参入する。今夏にスタートする「LINE MOBILE」は月額500円(税別)からの”格安SIMサービス”で、コミュニケーションツールが使い放題になるといった特徴を持たせた。LINEの狙いはどこにあるのだろうか。本稿で詳細をお伝えする。
○MVNO事業参入の狙い
LINEは24日に開催した事業戦略発表会にて、「LINE MOBILE」ブランドとしてMVNO事業に参入することを発表した。NTTドコモの通信回線を利用するサービスで、提供開始は今夏になる見込み。登壇したLINE 取締役CSMOの舛田淳氏は、MVNO事業参入の狙いについて「国内におけるスマートフォンの普及率は、まだ50%程度。ソリューションを提供するなど、LINEが何らかの対応を行うことでスマホユーザーを増やすことができるのであれば、私たちのみならず他の方のメリットにもなる。
MVNOの認知度は上がっており、いまが参入のタイミングと判断した」と説明した。
LINE MOBILEが打ち出す特色は”アンリミテッドなコミュニケーション”で、まずは「LINE」「Facebook」「Twitter」で消費するデータ通信容量を無料化する。