JAあいち経済連、メインフレームからの移行に「ASTERIA WARP」を採用
インフォテリアは3月25日、愛知県経済農業協同組合連合会(JAあいち経済連)がメインフレームによる運用からオープンシステムへの移行を進めるにあたり、「ASTERIA WARP(アステリア ワープ)」を採用し60個におよぶシステムの一元管理を実現したと発表した。
ASTERIA WARPは、異なるコンピューターシステムのデータを、ノンプログラミングで連携できるミドルウェア。メインフレームやクラウド上のサーバから表計算ソフトまで、さまざまなシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを複雑なプログラミングなしで行えるという。
今回、JAあいち経済連が「ASTERIA WARP」を採用した背景として、事業活動を支える多様なシステムがメインフレーム(汎用機)で運用され、システムのオープン化に伴いシステム同士が1対1でつながる連携ツールを導入していた。しかし、サーバの数が増えたことから連携スキームが複雑化。さらには、サーバごとに生じるライセンス費用などの管理が煩雑になりHUB型のデータ連係ツール(EAI)の必要性が高まったことを挙げている。
データ連係ツールの導入にあたり、特定ベンダーへの依存の排除、データHUBとして一元管理が可能、自社で連携構築が可能、連携先の拡張性、データ連係の安定性などを重視した選定を進めた結果、インフォテリアのASTERIA WARPを採用したという。