2016年3月29日 08:30
法人向け社食サービスのおかん、2016年は"食"のサポートから"福利厚生"へ
法人向け社食サービスを提供しているおかんは3月28日、2016年の事業構想について発表した。
2012年に設立され、今年で4年目となる同社。設立当初は個人向け惣菜宅配サービスを事業展開していたが、現在では法人向けサービスが主軸となり、約300拠点で導入されるまでに成長した。
同社の代表取締役CEOを務める沢木恵太氏は、「前年比で約320%成長している。今後も成長の角度を緩めずに導入拠点を増やしていきたい」と意気込みを語った。
○「オフィスおかん」を支えるパートナーの存在
おかんでは、オフィス向けの置き食品サービスである「オフィスおかん」を提供している。同サービスは、契約企業のオフィス内に設置した冷蔵庫・専用ボックスに惣菜やご飯などの食品を定期的に提供するサービスとなっている。
月に2~4回程度、契約企業に商品を補充していく同社の流通サービスを支えているのが、製造パートナーの存在である。
工場を持っていない同社の惣菜を製造しているのが、岩手・静岡・新潟・福井・福岡の全国5カ所の惣菜メーカーだ。
「全国各地に惣菜をつくるメーカーはたくさんあるが、地方だと人口が減少傾向にあり、マーケットがシュリンクしている。