LINE MOBILEが突きつけた可能性と課題、「使い放題」はどこまで許される? - 西田宗千佳の家電ニュース「四景八景」
●世界中で広がる特定サービス定額化
筆者は海外出張からの移動中で、3月24日に行われた「LINE MOBILE」の発表会には参加できなかった。しかし、成田から都内に向かう車内で動画サービス「LINE LIVE」で視聴し、度肝を抜かれた。今回話題にしたいのは以下の記事だ。
LINE、MVNO事業に参入 - SNSが使い放題で月額500円からの「LINE MOBILE」(3月24日掲載)
LINE MOBILE、これはなかなかに大胆な施策であり、多くの人が喜ぶはずだ。LINEのメッセージングと通話で消費したパケットが料金に加算されなくなるのだから、通信料はかなりお得になる可能性が高い。なにより、「どれだけ使っても無料」というのはわかりやすい。
同時に、FacebookやTwitterでのパケット通信料が加算されなくなるプランや、LINEの音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC」の通信料が加算されなくなるプランの存在も発表された。現状発表されているのは「最低金額が月額500円で、ここにはLINE使い放題が含まれる」ということだけ。
スタートは夏以降だが、注目すべきサービスであることに違いはない。