くらし情報『奨学金、大学生の5割が受給 - 親の年収が1,000万円以上の受給学生は11%』

2016年3月30日 11:17

奨学金、大学生の5割が受給 - 親の年収が1,000万円以上の受給学生は11%

奨学金、大学生の5割が受給 - 親の年収が1,000万円以上の受給学生は11%
日本学生支援機構は3月29日、「平成26年度学生生活調査」の結果を公表した。調査期間は平成26年11月(隔年調査)。対象は全国の大学学部・短期大学・大学院に在籍する学生で、有効回答数は4万5,577人。

○奨学金、学生の半数が受給

日本学生支援機構や大学等の奨学金を受給している学生の割合は、前回調査と比べて全区分で減少。

「大学学部生」における受給率は51.3%(前回比1.2ポイント減)、「短期大学生」は52.9%(同0.5ポイント減)、「大学院修士課程」は55.4%(同5.1ポイント減)、「大学院博士課程」は62.7%(同3.5ポイント減)、「大学院専門職学位課程」は51.8%(同8.9ポイント減)となった。

家庭の年間平均収入額は、「大学生」の家庭が824万円(前回比1.5%増)。「短期大学」は658万円、「大学院修士課程」は781万円、「大学院博士課程」が734万円、「大学院専門職学位課程」が799万円だった。大学生の設置者別では、「国立大学」に通う学生の家庭が最も高く839万円。
「私立大学」は826万円、「公立大学」は733万円だった。

家庭の年収区分別奨学金受給者(大学生)

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