くらし情報『東芝の白物家電、約537億円で美的へ譲渡 - 知的財産も美的が引き受け』

2016年3月30日 21:33

東芝の白物家電、約537億円で美的へ譲渡 - 知的財産も美的が引き受け

東芝の白物家電、約537億円で美的へ譲渡 - 知的財産も美的が引き受け
東芝は30日、同社の白物家電事業を手掛ける東芝ライフスタイルの発行済株式80.1%(約537億円、273,990株)を、中国の家電メーカー大手「美的集団」子会社に譲渡する契約を締結した。譲渡後、東芝の所有株式割合は19.9%(68,070株)。

この譲渡により、2016年6月30日をもって、東芝ライフスタイルおよびその子会社16社が東芝子会社から外れ、美的集団グループ子会社へと異動する。

東芝は2016年3月17日に、白物家電事業を「美的集団」(以下、美的)に譲渡する基本合意書を締結していた。東芝は、単独での経営資源の投入や競争力強化施策の実行は困難とし、事業継続の観点から企業価値を高められるパートナーを迎えることが最適と判断したとする。

合わせて、東芝と美的は30日、両社が事業譲渡の最終契約を結び、パートナーシップの強化に合意したとするリリースを共同で発表した。

この契約では、美的が白物家電の東芝ブランドをグローバルで40年間使用すること、東芝ブランドで冷蔵庫や洗濯機、掃除機、その他小型家電など白物家電の開発、製造、販売が継続されること、対象事業に従事するTLSCグループ全従業員の雇用が継続されることなどが盛り込まれている。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.