Microsoftが次期Windows 10でコンテナー対応を発表
Windowsカーネル独自のインスタンスを利用し、Windows 10とWindows Server 2016との間で互換性を持つ。まずは今後のWindows 10 Insider PreviewとWindows Server 2016 Technical Preview 5で実装し、「Windowsの機能」ダイアログからHyper-Vコンテナーを有効にできる。
なお、Windowsコンテナーは、プロセスと名前空間の分離テクノロジを使用してアプリケーションを分離し、コンテナーホストとすべてのコンテナーでWindowsカーネルを共有する「Windows Serverコンテナー」。Windowsカーネルを共有せず、各コンテナーを仮想マシンで実行する「Hyper-Vコンテナー」と2つの異なるタイプを用意しているが、今回の発表では後者の実装がWindows 10にも行われることを意味する。Microsoft Windows Hyper-V and Containers TeamのTaylor Brown氏は「クラウドアプリケーションを構築する開発者に役立つ」と本機能について説明した。
阿久津良和(Cactus)