キーサイト、最小100pAレベルの微小電流を測定できる新アナライザを発表
最先端デバイスの特性評価とローパワーデバイスの評価は、高速(1MHz超)および微小(1μA未満)なダイナミック電流の同時測定が求められるため困難とされる。しかし、既存の測定手法では、ノイズ、電圧降下、ダイナミックレンジの制限、帯域幅などの問題により、微小領域のダイナミック電流が検出されない場合がある。
今回発表されたCX3000シリーズでは、最小100 pAレベルのダイナミック電流を最大200 MHzの帯域幅、1 GSa/sのサンプリングレート、14ビットまたは16ビット幅のダイナミックレンジで測定することが可能。また、パルス幅が非常に狭い場合(100 ns未満)でも過渡電流を測定できる機能を備えているほか、電流消費波形もデバイスがスリープ/スタンバイステートであるかアクティブステートであるかに関係なく、任意の時間ポイントで明確に捕捉することができる。これにより、デバイスの電力消費をはっきりと確認できるため、定量的な評価をより正確に実施することができるとする。加えて、デバッグツールとしても使用することで、研究開発の効率が大幅に向上し、ターンアラウンド・タイムの短縮につなげることができるとしている。
CX3000シリーズの販売は同日より開始し、6月中旬の出荷開始の予定。
価格(税別)は約500万円~。
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