ディープラーニング関係の発表は約50件 - GTC 2016が開幕
NVIDIAの主催する「GPU Technology Conference(GTC)」が2016年4月4日に開幕した。会場はサンノゼのダウンタウンにあるMcEnery Convention Centerである。この会場は、昨年と同じである。
今年は、会場の正面にドローンを飛ばすデモ用のケージが設置されている。
初日はチュートリアルで、2日目の4月5日の午前のJen-Hsun Huang NVIDIA CEOの基調講演で本会議の幕を開ける。
NVIDIAの関係者に聞いたところによると今年の参加者総数は、まだ不明とのことであったが、チュートリアルの参加人数から見て、昨年を上回っている感じである。今年のGTCでは4日間で500以上のセッションが行われる。GTCはNVIDIAの主催であるので、同社のGPUやCUDAによるソフトウェアの開発などのセッションもあるが、他の会社の主催のコンファレンスと違って、大学や他社の発表が多いことが特徴である。
今年はディープラーニング関係の発表が50件あまりにのぼり、その中でもBaiduの発表が多いのが目につく。また、自動運転の技術のセッションも大きな目玉である。