2016年4月6日 17:45
記者のワークスタイルを変革 - 静岡新聞社がスマホ入稿システムを導入
静岡新聞社と富士通は4月6日、共同で、富士通のモバイル活用基盤「FUJITSU Cloud Service MobileSUITE(フジツウ クラウド サービス モバイルスイート)」を利用した、スマートフォン入稿システムを開発し、運用を開始したことを発表した。
同システムは、スマートフォンから静岡新聞社の新聞を制作する新聞電子組版システム(新聞CTS)への各種コンテンツの入稿を可能にするというもの(CTSとは、Computer Typesetting Systemの略)。
「MobileSUITE」は、富士通のデジタルビジネス・プラットフォーム「FUJITSU Digital Business Platform MetaArc(フジツウ デジタル ビジネス プラットフォーム メタアーク)」のモバイル分野を担う基盤。同サービスでは、最新のシステム環境が保たれた、セキュアな富士通のデータセンター内で運用され、24時間365日、専門の担当者によって運用監視されているデジタルビジネス・プラットフォームから、業務を支援する各種機能が提供されている。
今回、「MobileSUITE」が提供する、利用者認証機能、アプリ・コンテンツ・端末などの統合管理機能、シームレスな連携を実現するAPIとその管理機能を利用することで、スクラッチ開発と比べ工期を短縮し、4カ月で構築を完了したという。