オダギリジョー、宮沢りえと夫婦役で共演! 狙いは「麻婆豆腐の山椒」
本作は、自主制作映画『チチを撮りに』(13年)がベルリン国際映画祭ほか国内外の映画祭で評価を受けた、中野量太監督の商業デビュー作。死にゆく母と残される家族が紡ぎだす愛を、驚きの展開とラストで描く。銭湯「幸の湯」を営む幸野家の母・双葉役の宮沢のほか、その娘・安澄役の杉咲花も出演する。
オダギリと松坂に加え、新たなキャストとして発表されたのは、篠原ゆき子、駿河太郎、オーディションで選ばれた新人子役・伊東蒼。オダギリは、頼りないけれど憎めない父を、松坂は旅先で出会った双葉の母性に触れて人生を見つめ直していく青年・拓海をそれぞれ演じる。
本作の物語を「熱く、繊細で、愛情あふれる素晴らしい脚本だと思いました」と称賛するオダギリ。オファーを引き受けたのは、「母親に対しての感覚をこのような脚本に仕上げる監督とぜひ仕事をしたい! と思いましたし宮沢さんが演じる"おかあちゃん"を見てみたいと思った」からだと明かす。
その上で、「自分を例えるならば、マーボー豆腐における山椒(さんしょう)のような存在になれているならば幸い」と控えめにアピールしている。
一方の松坂は、「映画を見終わった後に、しっかり残る作品」と表現。加えて、「個人的なことですが」と前置きし、「撮影中に銭湯の番台に座れた時は心躍りました」と現場での楽しいひと時を振り返っている。宮沢については、「包容力があり、一緒にいるだけで吸い込まれそうな魅力のある方」「女優というよりは、役者という感じの方」と評し、「ご一緒できたことは、もう一つの幸せ」とうれしそうに報告した。
「幸の湯」が映る場面写真には、店の前に家族の女性陣と並ぶお父ちゃんの姿が。無造作ヘアでサンダル姿とラフな格好をしているが、優しげな父親像を感じさせる。もう1枚には、拓海がお母ちゃんに、子供のように優しく頬を包まれている様子が捉えられている。向き合って真剣な表情を見せる2人の関係が、どのように描かれるのか期待を煽る写真となっている。
(C)2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会
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