くらし情報『ゼロから始める重曹掃除 (5) スプレーで落ちない油汚れは重曹の"ふりかけ"で!』

ゼロから始める重曹掃除 (5) スプレーで落ちない油汚れは重曹の"ふりかけ"で!

ゼロから始める重曹掃除 (5) スプレーで落ちない油汚れは重曹の"ふりかけ"で!
これまでは、重曹を水に溶かした「重曹水」(→作り方はこちら)で住まいの汚れ落としに挑戦してきたが、重曹は粉末のままでもクレンザーとして使用できるという。今回はキッチンの汚れを実験台に、クレンザーとしての使い心地を試してみたい。

○シンクの汚れを重曹クレンザーで落とす

重曹は、食品添加物としても用いられる安全性の高い物質だ。粒子は細かく、サラサラしたパウダー状をしている。この、重曹の粒子にクレンザーのような研磨効果があるのだという。

まずは、水垢(みずあか)や調理の際の油汚れなどが付着しているシンクの掃除に取り掛かることにした。シンクを左右の2つに分けて、片方には重曹スプレーをかけ、もう片方には粉末のままの重曹をふりかけ、どのような違いがあるのか試してみることにする。

2~3分放置してから、まず重曹水の方をスポンジでこすってみた。
こすった後のスポンジには茶色い汚れが付き、汚れが落ちていることがわかる。次は重曹をふりかけた方に移動し、こちらもスポンジでこすってみる。やはり、茶色い汚れがスポンジに付いた。どちらも、汚れは取れているようだ。

正直なところ、この時点では重曹スプレーとの違いがあまりわからなかったのだが、水で重曹を洗い流して驚いた! シンクの水滴の残り方に大きな差が出たのだ。

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