目からウロコのらく~なランニング (1) 整体師が発案する「エンジョイラン走法」とは?
○楽に走るには、筋肉をできるだけ使わないこと
当たり前のことですが、筋肉を使い続けるといつかは疲れます。その「いつか」が、目標としている距離のフィニッシュまでにやってきて、疲労が溜まりきってしまうと、そこで足が止まってしまいます。
一般的な考え方としては、そうならないために「筋肉を鍛えましょう! 」と、なります。しかし、私はその逆を提案しています。つまり、「疲労が溜まらないように、できるだけ筋肉を使わないように走れば、最後まで走りきれる」という考え方です。いわば「省エネ走法」なわけです。
車に例えると、普通車よりもエコカーの方が燃費良く長い距離が走れますよね。人だって、少ない力で長い距離を走ることができれば楽だと思いませんか? その性能を上げるためには、筋トレや特別なトレーニングは必要ありません。
ちょっとした「コツ」を知ってさえいればいいのです。
○マラソンとランニング、ジョギングは違うスポーツだと考える
大切なのは、私たちは「マラソン」ではなく、「ランニング」「ジョギング」というスポーツを楽しんでいると考えることです。速度で区別される一般論ではなく、「別なスポーツ」という概念を持つことです。