ピース又吉原作ドラマ『火花』吉祥寺の街並みに監督は「贅沢なシーンです」
3日から全10話の配信を一斉に開始した、Netflixオリジナルドラマ『火花』。主な舞台として、東京・吉祥寺で多くのロケを敢行しており、配信開始後早速、SNS上などで、吉祥寺の風景への反応が見られた。
同作は、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が執筆した、第153回芥川賞受賞作の同名小説が原作で、売れない芸人・徳永(林遣都)と、その彼が師と仰ぐ先輩芸人・神谷(波岡一喜)の姿を通して、笑いとは・才能とは・生きるとは・人間とはを描くもの。5人の監督がメガホンをとり、世界190カ国に配信されている。
この中で、徳永と神谷が、酒を酌み交わしながら日々を過ごす街が吉祥寺。駅前商店街のハーモニカ横丁や、緑あふれる井の頭公園といった名所はもちろん、座敷の大衆居酒屋、どこか懐かしい裏道などが、夢を追いかける登場人物たちの日常生活をリアルに映し出す演出に、大きく貢献している。
第2話を担当した毛利安考監督は「2人が飲んだ後、長々と夜の街を歩いていたり。普通の尺の映画だったらできない贅沢なシーンです」と解説。
「でも、ああいう映像の中にこそ上京したものが感じる東京の気分がにじみ出てくると僕は思っていて。少し落ち込んで夜歩いていたら、街のどこかから歌声が聞こえてきて、それがちょっといい歌でなんだかうれしくなる…そんなことがいつもどこかで起こっているのが、東京なのかなと思うんです」と、作品で描かれる街のイメージを語っている。
今作では吉祥寺以外にも、同じ中央線沿線の高円寺や、温泉街の熱海などでもロケを実施。日本の古き良き街並みが数多く登場しており、海外のNetflixユーザーにとって、従来イメージしていた日本とは一味違う風景が切り取られている。
(C)2016YDクリエイション
この記事もおすすめ
提供元の記事
関連リンク
-
16歳の娘がクリスマスパーティに作ったパンに感激「周りがサクサクで中もっちりでめちゃ美味しい」
-
チョコプラ長田、800万円超の光岡“100台限定希少車”納車を報告 発売時「『ケンメリ』みたい」と話題
-
new
サンドウィッチマン伊達、24時間ラジオ後に福井へ直行「コロッケ12個食べなくちゃいけないので」
-
new
調味料選手権で出汁部門 最優秀賞を受賞した「かにつゆ」と楽しむ冬の新作メニューが一堂に。千歳に“カニ”の香り舞い上がる!12/26から冬の食イベント開催@サーモンパーク千歳
-
new
岐阜県中津川市「落合宿本陣」修復プロジェクト クラウドファンディング寄付額1億800万円を突破 目標の540.5%達成