2016年6月10日 09:00
エマ・ワトソン、恋人を救うため拷問施設潜入! 主演新作『コロニア』9月公開
女優エマ・ワトソンの主演最新作『コロニア』が、9月17日に日本公開されることが決定し9日、場面写真が公開された。
本作は、チリのピノチェト独裁政権下でナチスの残党と結びつき拷問施設となった「コロニア・ディグニダ」を舞台にした脱出スリラー。カンボジアのポル・ポトと並ぶ世界の凶悪な歴史の一つでありながら、日本であまり知られていない史実を背景として、クーデターで囚われた恋人を救うため、女性が単身で"脱出不可能"と言われる恐怖組織へ潜入する様子を描く。
ひるむことなく困難を乗り越えていくタフなヒロイン・レナを演じるのが、エマ・ワトソン。囚われた恋人・ダニエル役は『ラッシュ/プライドと友情』のダニエル・ブリュール、恋人たちを精神的に肉体的に追い詰める"教皇"パウル・シェーファー役は『ミレニアム』シリーズで知られるミカエル・ニクヴィストが、それぞれ務める。
エマと言えば、『ハリー・ポッター』のハーマイオニー役から華やかに成長。1年間の女優休業を宣言した際には、国連が立ち上げた新しいフェミニズム活動「He For She」の広報大使として活動し、男女平等とジェンダー・ステレオタイプからの脱却を訴えた演説も話題を呼んだ。