2016年6月21日 10:00
『貞子vs伽椰子』夢の頂上決戦、実現の舞台裏【後編】 - NBCユニバーサル・エンターテインメントジャパン・プロデューサーの証言「きちんと2者を戦わせよう」
●VSは"お祭り"企画
ジャパニーズホラー史上最恐の2大怨霊キャラクター・貞子(『リング』シリーズ)と伽椰子(『呪怨』シリーズ)が、ついに映画『貞子vs伽椰子』(6月18日公開)で雌雄を決する。昨年のエイプリルフールネタとして対決ポスターが話題になり、同年6月に公開された映画『呪怨 -ザ・ファイナル-』のエンドロールで超特報が流れたことで「本当に対決するの?」と世のホラーファンをざわつかせた。
貞子はKADOKAWA、伽椰子はNBCユニバーサル・エンターテインメントジャパンの管理下にあり、両者が1つの作品に登場するのは奇跡的な出来事。配給会社の垣根をどうやって越えたの? 映画化はなぜ実現したの? エイプリルフール企画は本当にネタだったの? そもそも幽霊と幽霊がどうやって戦うの? 本作はネット上でも話題になっているが、とにかく気になることだらけだ。
このモヤモヤしたものを何とか解消したい。両社のプロデューサーに根掘り葉掘り、さまざまな質問をぶつけ「夢の対決」の舞台裏を白日のもとに晒すことにした。
後編はNBCユニバーサル・エンターテインメントジャパンのプロデューサー「山口敏功氏の証言」