小栗旬も絶叫! 殺人鬼・カエル男の処刑&初ボイス映像公開『ミュージアム』
俳優の小栗旬が、『るろうに剣心』シリーズで知られる大友啓史監督と初タッグを組む映画『ミュージアム』(11月12日公開)の特報映像とティザーポスターのビジュアルが28日、公開された。
原作は、巴亮介氏が漫画誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)で連載していた同名のサイコスリラー漫画。小栗は、相手を徹底的に調べ上げた上で殺し方を演出する連続猟奇殺人犯・カエル男を追う警視庁捜査一課の沢村久志刑事役を務める。この沢村は、ターゲットとして自身の妻と子どもがリストアップされていたことから犯人を追い詰めるも、周到に仕組まれた罠の中で絶望的な状況に陥ってしまう。
特報では、見せる事にこだわった犯行を繰り返すカエル男をフィーチャー。廃工場のような場所に捕まえられている引きこもりの青年に有罪判決を下し、"母の痛みを知りましょうの刑"を執行する場面から始まり、"ずっと美しくの刑"、"針千本飲ますの刑"、"均等の愛の刑"など殺人アーティスト・カエル男が下す刑罰の数々が明らかになっている。
また、絶叫する青年を「君は…有罪」と追い詰めているように、その声も初披露。青年の焦りとは対照的に、カエル男は残酷なシーンでもひょうひょうとした雰囲気を崩さずにおり、不気味さを強調している。
さらに、その犯行現場は、見られることを前提に作られた芸術作品のよう。この残虐性と芸術性を併せ持ったセットおよび装飾は、大友監督のこだわりによるものだ。映像は、カエル男に追い詰められ、ボロボロに傷ついた沢村が何かを見つけ、叫び声をあげて終わる。
あわせて公開されたティザーポスターにも「判決の結果、君は有罪」との言葉で、沢村に判決を突きつけるカエル男の姿が。マスクをかぶっているにも関わらず喜々とした表情が読み取れると共に、異様な雰囲気が漂っており、カエル男を追うも、逆にじわじわと追い詰められて行く沢村の緊張が伝わる仕上がりとなっている。
(C)巴亮介/講談社 (C)2016映画「ミュージアム」製作委員会
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