2022年8月30日 12:00
南沙良、20代でも変わらぬスタンス「なんでも挑戦したい」「たまには明るい役も…」
内容が現実離れしているとはいえ、妙にリアルな部分や描写がちりばめられていて、そういうところにドキドキしながらも、私は結構楽しんで観てしまいましたね(笑)。
――楽しんで観られたのは、普段からこういったサスペンス作品をよく観ているからですか?
いや、普段は自分からあまり観るタイプではないんですけど、台本を初めて読んだときに感じた先の読めない展開へのドキドキを、改めて完成した映像を観たときにも感じて、いち視聴者としてのめり込んでしまいました(笑)。
○■傷を抱えた少女・花「自分の中の正解を探しながら…」
――なるほど。今作ではつらい過去の経験から心に傷を抱える少女・花を演じましたが、演じるうえで意識したことはありますか?
花は家族で交通事故に遭って、自分だけが無事で助かってしまったという経験から傷を抱えている女の子。なので、罪悪感というか事故のことを引きずってしまっている一面を上手く表現できたらいいねと片岡(翔)監督ともお話しさせていただいて、そこは常に頭に置きながら演じました。――片岡監督は南さんを「僕の少ない言葉を理解して、一発で射貫いてくる天才性に驚いた」とコメントを寄せていましたが、撮影中もいろいろと話しながら役を作り上げていったんでしょうか?
そうですね。