"キュンキュン日本一"を目指す月9『好きな人がいること』藤野P(後編)「映像に出てくるすべてのものが輝くように」
●月9が盛り上がればフジテレビが元気になる
「"月9に行けばラブストーリーが見られる"という認識が、視聴者にも根付きつつある」と語る、11日スタートの新月9ドラマ『好きな人がいること』の藤野良太プロデューサー。
放送前からさまざまな仕掛けで"お祭り"感を見せ、SNS上を中心に大きな盛り上がりを見せているが、そこからさらに大きなムーブメントを起こすべく、スタッフとキャストに「"憧れ"をこの作品で作ろう」と発破をかけたという。今回のインタビューでは、そんな撮影現場の様子も語ってくれた――。
――フジテレビの看板枠である月9ですが、今年に入って『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』『ラヴソング』と、2作続けて全話平均の最低視聴率を更新してしまいました。やはり、ここで盛り返していきたいという思いは強いですか?
そうとう強いですね。今、このタイミングで月9をプロデュースする責任を良い意味ですごく感じています。テレビなので、視聴率は取らなければいけないと思っているのですが、ただ、この作品に関しては、それだけじゃない結果があると思ってます。それは、若い視聴者の間でブームになることです。