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ハナコ、事務所ライブは「軸足を再確認するような時間」 層の厚さも実感

マイナビニュース
ハナコ、事務所ライブは「軸足を再確認するような時間」 層の厚さも実感

●「ライブは生の反応なので一番反省できる」
ワタナベエンターテインメント所属芸人が年に一度集うネタ祭り「ワタナベお笑いネタ祭り2022~WELFES~」が9月19日に東京・イイノホールで開催される。若手からベテランまで所属芸人が集結し、『キングオブコント2018』王者のハナコ(秋山寛貴、岡部大、菊田竜大)も出演する。ハナコにインタビューし、ライブへの思いや事務所への思いを聞いた。

――「ワタナベお笑いネタ祭り2022~WELFES~」の魅力をアピールお願いします。

岡部:1年で一番大きいワタナベのライブで、大きな会場でお客さんがたくさん入っていただく中で、それぞれの芸人も盛り上がるネタを選んでやると思うので、お祭り感を楽しんでもらえたらと思います。

秋山:ワタナベの芸人って幅広い感じがしていて、正統派からキャッチーな人、変な人、ピンもコンビもトリオも、その色とりどり感がすごく出ると思うので、いろんなタイプの笑いを楽しんでいただけたらと思います。

菊田:テレビに出ている芸人がたくさん出るんですけど、テレビに出ている芸人さんのネタって、ちゃんと面白いよって言いたいです(笑)。僕が素人のときに、あまり面白くないなと思っていた芸人さんを生で見たらめっちゃ面白くて、お笑いって生で見るとこんなに笑えるんだって衝撃を受けたので、生のお笑いを楽しんでいただきたいです。


――お三方が楽しみにしていることは?

秋山:いつも袖でほかの芸人のネタを見るんですけど、それが楽しみです。もちろんアンガールズさんやハライチさんたちのネタが見られるのもうれしいですけど、全然名の知れないヤツがそれに負けないくらい笑いをとっているのを見るとすごくかっこいいので、ネタ自体を見るのもネタのウケを見るのも楽しみです。

岡部:ハライチさんの漫才が楽しみですね。生でハライチさんのネタを見られるのはこういうときしかないので。

菊田:ワタナベの先輩と会う機会って意外とないので、アンガールズさんもハライチさんもあばれる君さんも、サンシャイン池崎さんも、楽屋でおしゃべりするのが楽しみです。

――ハナコさんは毎月開催されている事務所のお笑いライブ「WEL」(Watanabe Entertainment Live)にも出演されています。「WEL」への思いをお聞かせください。

岡部:ずっとここでネタを磨いてテレビやほかの仕事もいただけるようになったので、俺たちはここからだよなって軸足を再確認するような時間になっています。
ライブでうまくいかなかったら悔しいですし、毎回もっと面白くできたなって反省しながらやるので成長できているのかなと。テレビはオンエア見るといい感じになっていることがありますが、ライブは生の反応なので一番反省できるんです。

秋山:今、本当に層が厚いです。僕もよくお笑いライブを見に行っていて、そんな僕が言うので信じてください、層が厚いです! 「WEL」もそうですが、その下のライブもあって、ワタナベエンターテインメントには「ぎょねこ」(2016年結成のトリオ)が隠れていますということを言っておきます。ぎょねこだけピックアップするのもあれですけど(笑)

菊田:僕はやっぱり通常の「WEL」もおしゃべりの場という感じで、後輩にいっぱい会えるので大好きです。

――3人ともワタナベコメディスクールの12期生ですが、ワタナベに入ろうと思った理由も教えてください。

岡部:大学生のときにワタナベ主催の大学生お笑い大会に参加したことがきっかけです。その大会で優勝したら、特待生で養成所に通えるということだったので受けて、運よく優勝できて入りました。
土日だけで通えたので、サラリーマンや主婦、女子高生がいたり、変わり者が多いクラスでした。

秋山:ワタナベが高校生オーディションを開催しているのを見つけて、それがきっかけで入りました。高校生も来ていいよという感じがあって、勇気を出しやすかったです。

菊田:僕は吉本とワタナベとホリプロの養成所の資料請求をして、最初は吉本にも行きたいという思いがありましたが、ワタナベの養成所の人たちがめちゃくちゃ熱く電話をくれる人たちで、その熱さに感動して決めました。

●「後輩と交流する機会を増やしたい」
――実際に入って感じている事務所の魅力は?

菊田:会長、社長と距離が近いです。会長も社長も毎回ライブに来てくれて、ダメ出しもくれますし、愛を感じる会社だなと。ちゃんと見てくれているんだなっていうのは素直にうれしいです。

岡部:吉本さんほどめちゃくちゃ人数がいるわけではないので、アットホームな感じはしますね。
すごく厳しい先輩も我が家の杉山(裕之)さん以外いないですし(笑)
菊田:お酒飲んだらね(笑)

――普段から関係性ができていると、番組とかで集結したときのトークが面白くなりそうですね。

秋山:しゃべりやすくなりますよね。

岡部:今年の春から僕らはテレビ埼玉で『負けるな!熱血ハナコのお笑い部』という番組をやらせてもらっていて、そこで後輩たちと絡むことが増えてきたので、そういう機会が増えていくといいなと思います。

――『キングオブコント』で優勝し、テレビでも活躍され、後輩芸人にとって憧れの存在になられていますよね。

3人:全然です!

岡部:なめられていますよ。ゼンモンキーのヤザキくらいです、僕を慕ってくれているのは。

菊田:ヤザキは確かに岡部リスペクトすごいな(笑)

――自分たちが先頭立って引っ張るぞというような心境の変化は?

秋山:まだまだ僕らも若手のほうなので。ただ、ライブだと後輩が増えてきて、もっと交流したいと考えるようになってきたので、できることがあればやっていきたいなとは思っています。


■ハナコ
秋山寛貴、岡部大、菊田竜大によるお笑いトリオ。2014年結成。2018年に『キングオブコント』で優勝。現在、日本テレビ系『有吉の壁』、フジテレビ系『新しいカギ』などにレギュラー出演している。岡部は俳優としても幅を広げ、10月スタートのTBS系日曜劇場『アトムの童』や2023年放送のNHK大河ドラマ『どうする家康』に出演予定。

■「ワタナベお笑いネタ祭り2022~WELFES~」
9月19日に東京・イイノホールで開催。昼の部は14時開演、夜の部は18時開演。どちらもU-NEXTでライブ配信実施。
ハライチ、アンガールズ、ロッチ、サンシャイン池崎、あばれる君、ハナコ、Aマッソ、四千頭身などの人気芸人や『ABCお笑いグランプリ』でも活躍したGパンパンダ、こたけ正義感をはじめとする若手芸人が一堂に会するお笑いライブ。漫才ブロックはハライチ、コントブロックはアンガールズとロッチ、ピンブロックはサンシャイン池崎とあばれる君がMCを務め、若手芸人との絡みも見どころとなる。

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