宮沢氷魚、声優初挑戦作に自信「最強の作品に」 声優の難しさも実感
俳優の宮沢氷魚が16日、都内で行われたアニメーション映画『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』(10月7日2作同日公開)のトークイベントに出席した。
乙野四方字氏の小説『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』(ハヤカワ文庫刊)を原作とするこの物語は、“並行世界”を行き来することができる世界で、ひとりの少年が、それぞれの世界で別々の少女と恋に落ちるラブストーリー。ふたつの世界が絡み合い交差して、お互いがお互いの世界を支え合っている。
『僕愛』『君愛』2作品の主人公・暦を宮沢氷魚が担当し、『僕愛』で暦と恋仲になるヒロイン・和音を橋本愛、『君愛』で暦と恋仲になるヒロイン・栞を蒔田彩珠が演じた。
声優初挑戦で、違う人生を送る2人の暦を演じた宮沢は「大変でした。改めて声優さんってすごいなって思いました」と声優の難しさを実感。「自分の声が絵に負けてしまう。普段お芝居をするエネルギーというかボリュームよりもちょっと上を目指して出さないと声が後ろになってしまうので、そこの調整がすごく大変でした」と吐露しつつ、「4日か5日で2本録ったのですが、自分の中でもこういう風にやればいいんだって、どんどんわかってきて、部分的に上達しているところもあると思うので、そこも気にしながら見てほしいです」