2016年7月22日 12:00
今年の『27時間テレビ』は視聴者参加の"フェス" - チーフPが語る新コンセプト「みんなが主役」
●"縦"を意識した企画は例年以上
フジテレビ系の大型バラエティ特番『27時間テレビ』の季節がやってきた。30回目の節目となる今年は『FNS27時間テレビフェスティバル!』(23日18:30~24日21:24)と題し、例年とは異なるメインを立てない「MCリレー方式」を導入。"一年に一度、皆さんに笑顔をお届けする大感謝祭"と銘打ち、音楽フェスをイメージした構成となる。
このように大きくリニューアルを図る狙いは何か。濵野貴敏チーフプロデューサーに話を聞いた――。
――『27時間テレビ』のチーフプロデューサーを担当されるのは、今回が初めてと伺いました。いつ頃ご指名があったのですか?
昨年の秋くらいですね。
――そのときに、MCをメインで1組立てるのではなく、"リレー形式"にするというのは、もう決まっていたのですか?
いや、そこまでは決まっていませんでした。
「新しい考え方で制作してくれ」という指示でしたね。
――それを受けて、今年はどのような『27時間テレビ』にしようと考えられたのでしょうか。
『27時間テレビ』は、もちろんバラエティの大きなお祭りですし、FNS系列各局の皆さんと協力していくという部分は変わらないですが、今年はより視聴者の皆さんに参加してもらって、一緒に番組を作っていくというイベント感のあるものにしたいと思い、タイトルに"フェスティバル"を付けました。