2022年9月28日 07:00
杉野遥亮「常に正直でありたい」 貫くポリシーと俳優業への思い
●俳優業とモデル業に共通する楽しさ「無になれ瞬間がある」
この夏はTBS系火曜ドラマ『ユニコーンに乗って』への出演が話題となり、9月22日には、2冊目となるPHOTOBOOK『8』(はち)をリリースした俳優の杉野遥亮。常に飾らない自然体で愛される一方で、役に打ち込むストイックな一面が称えられることも多い。デビューして8年、躍進が目覚ましい杉野は「常に正直でありたい」という姿勢を不器用なまでに貫いている。
『ユニコーンに乗って』では主人公のビジネスパートナーで優秀なエンジニア、現在公開中の映画『バイオレンスアクション』では頭脳明晰なヤクザと、変幻自在に様々な役柄を演じてきた杉野。『ユニコーンに乗って』の共演者からは「作品によって顔が変わる」と評されていたが、杉野自身はそのことを「コンプレックスに思っていた」と『8』内のインタビューで明かしている。
「“コンプレックス”という言葉が合っているかどうかはわかりませんが、自分でも写真を見て『自分ってこんな顔をしていたっけ?』と不思議に思うことが多くて。でも、この仕事をするようになってからは、そうやって顔が変わることはすごくいいことなのだと捉えられるようになりました」