くらし情報『ソニン、熱狂に包まれたミュージカル『キンキーブーツ』<日本人キャスト版>東京公演を振り返る』

2016年8月11日 11:00

ソニン、熱狂に包まれたミュージカル『キンキーブーツ』<日本人キャスト版>東京公演を振り返る

ソニン、熱狂に包まれたミュージカル『キンキーブーツ』&lt;日本人キャスト版&gt;東京公演を振り返る

●『1789』での兄妹感はなくなった
2013年に、作品賞をはじめとしたトニー賞6部門を受賞したブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』。つぶれかけた靴工場をついだ主人公のチャーリーが、ドラァグクイーンのためのセクシーなブーツを作ることで工場の再生を図るストーリーだ。7月から始まった日本人キャスト公演では、チャーリー役に小池徹平をむかえ、ローラ役の三浦春馬による女装+ハイヒールのパフォーマンスも大きく話題となった。

ヒロインのローレン役を務めるのは、ドラマ・映画・舞台と幅広く活躍し、4月には菊田一夫演劇賞を受賞したばかりのソニン。東京公演をいったん終え、今後大阪公演、東京凱旋公演を控えるなかで、実際にステージに立った感想、作品に感じる力について話を伺った。

○日本じゃないみたいな盛り上がり

――実際に東京公演の幕が開きましたが、反応などを見ていかがでしょうか?

お客さんの反応がすごく良くてびっくりしています。ブロードウェイスタッフも、たくさん騒いでほしいという思いがあったみたいで。私達は「日本人の観客の方はシャイだからなあ」とちょっと心配していましたが、初日から、盛り上がりがすごいことになっちゃいました(笑)。

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