吉沢亮、“国宝展”の音声ナビゲーター担当「僕なんかでいいのか…」
東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」の音声ガイドナビゲーターを担当した俳優の吉沢亮が、初日の18日、東京国立博物館を訪れ、取材に応じた。
10月18日から12月11日まで開催される同展では、150年の間に積み重ねられた約12万件という膨大な所蔵品の中から、国宝89件すべてを含む名品(会期中展示替えあり)と、明治から令和にいたる150年の歩みを物語る関連資料を通して、東京国立博物館の全貌を紹介する。
同展の音声ナビゲーターを務めた吉沢は、「本当に僕なんかでいいのかって。ここに来てより、本当に僕で大丈夫ですかっていう感じが強いですが、東博の中に僕がやらせていただいた大河の渋沢栄一さんが深く関わっているものもあって、そういうご縁なのかなと。とりあえず僕の声が邪魔してなければいいなと思います」と恐縮気味。初日に利用している人が多かったと聞くと、「よかったです」と笑顔を見せた。
収録の際に意識したことを聞かれると、「そんなにテンション低すぎてもあれかなとは思いつつ、ゆっくり見たいと思うし、落ち着いたテンションでやらなきゃなというのは心がけていました」と説明。自身の音声ガイドはまだしっかりは聞いていないということだったが、「ヘアメイクさんが聞いているのが漏れていたくらいですが、そんなに邪魔はしてないのかなという若干の安心感はありました」と安堵していた。
“国宝級イケメン”とも称されている吉沢。国宝と並んだ感想を聞かれると「おこがましいです」と笑い、「でも、うれしいです。こんな国宝を見られる機会、しかもそれの声をやらせていただくのは、なかなか経験できないことだと思うし、僕も全然歴史に詳しいわけではないですけど、時代背景を深く知りたいという欲が生まれます」と語った。
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