2016年8月23日 14:39
坂口健太郎、『模倣犯』悪役に挑戦 - 原作・宮部みゆきも「OA楽しみ」
俳優・坂口健太郎が、テレビ東京系スペシャルドラマ『模倣犯』(9月21日~22日 21:00~)に、ピース(網川浩一)役として出演することが23日、わかった。
同作は小説家・宮部みゆきのベストセラーを原作に、中谷美紀主演でドラマ化。「第52回芸術選奨文部科学大臣賞」「第55回毎日出版文化賞特別賞」「第5回司馬遼太郎賞」「このミステリーがすごい!2002年版」などを受賞し、発行部数は420万部を突破している。2002年には、中居正広主演の映画版も公開された。
坂口は、主演の中谷と初共演となり、事件の鍵をにぎる悪役を演じることになる。演じるピースについて、坂口は「心の闇、深さを考えていると、今まで演じてきた役の中で一番寄り添えない役」と語りながら、「考え方を理解できるような男ではないとも思っていたので、現場に入って感じるものや(中谷演じる)滋子さんとの空気感を大切にして演じました」と振り返った。
さらに坂口は「ピースは色々な"悪役"の要素を沢山持っているので、色々な見え方がしていいだろうと思い、自分なりのピース、坂口健太郎の"網川"を探しながら演じました」と演技について語り、「僕が感じた目が離せなくなるような爽快感、スリル。