山田涼介主演『ハガレン』クランクアップ!「新たな日本映画の可能性追求」
Hey! Say! JUMP・山田涼介の主演で実写化される映画『鋼の錬金術師』(2017年冬公開)が26日、クランクアップを迎えた。
撮影は、かつて実際に錬金術師が存在したといわれるイタリアで6月にクランクイン。準備期間を含めての1カ月の後、日本各地でのロケなど約3カ月にわたって長期の撮影が行われた。山田をはじめとするキャスト陣は、ハードなアクションからエモーショナルなシーンまでを演じ分け、国民的人気漫画の実写化という重責を担いながら、緊張感を保って撮影に臨んでいたという。
今月5日には原作者の荒川弘氏が現場を訪れ、キャストやスタッフにねぎらいの言葉をかけながら、精巧に作られた衣装やセットが作品の世界観を表現できていることに満足。現場に掲げられていた看板に直筆でイラストを描き、一同はより一層士気を高めてクライマックスシーンの撮影に挑んだ。
クランクアップを迎え、曽利文彦監督は「これまでの日本映画ではやったことのない撮影スタイルを取るなど、新たな日本映画の可能性を追求してきました」と報告。「リアルな映像については撮るべきものは撮れましたので、後は私には作品を完成させる義務があります。