東京国際映画祭グランプリに『ザ・ビースト』 監督賞・男優賞と3冠達成
「第35回東京国際映画祭」(TIFF)のクロージングセレモニーが2日、都内で開催され、最高賞である東京グランプリ/東京都知事賞はロドリゴ・ソロゴイェン監督の『ザ・ビースト』が受賞。『ザ・ビースト』は最優秀監督賞、そして主演のドゥニ・メノーシェが最優秀男優賞を受賞し、3冠に輝いた。
ソロゴイェン監督はビデオメッセージを寄せ、「最優秀監督署と東京グランプリ/東京都知事賞の2つをいただけるなんて本当にうれしいです。この2つの賞を受賞できることを心より光栄に思います。東京国際映画祭と審査委員のみなさんありがとうございます。本当にうれしいです」と喜びを語った。
スペシャルプレゼンターとして小池百合子東京都知事も登壇。「毎年数多くの新しい才能がここ東京から世界へ羽ばたいていることを大変うれしく思います。
映画には、人々の心をつなげる大きな力があります。この映画祭を通じて相手の個性や考えを尊重し一人ひとりの夢、希望が育まれることを期待しています」と述べた。
「東京国際映画祭」は、日本で唯一の国際映画製作者連盟から公認を受けた国際映画祭。日比谷・有楽町・銀座エリアに会場を移して2年目となる今年は、10月24日から11月2日まで開催する。今回、丸の内ピカデリーや丸の内ピカデリーなども会場として加わり、主要9部門の上映本数も昨年の86本から110本へと増加。海外ゲストの招へいも本格的に再開した。
コンペティション部門は、107の国・地域から寄せられた1,695本もの応募の中から15作品が選ばれ、日本からは『窓辺にて』(今泉力也監督/稲垣吾郎主演)、『山女』(福永壮志監督/山田杏奈)、『エゴイスト』(松永大司監督/鈴木亮平主演)の3作品が選出されていた。
この記事もおすすめ
提供元の記事
関連リンク
-
new
合宿審査の模様を一挙配信、スターダスト×BNMLがタッグを組んだオーディション番組『HAJIMARE Project 〜自分を推して、はじまれ未来。〜』
-
new
23回目『ゴッドタン』マジ歌、一発勝負の舞台で今年も笑い生まれる【おぎやはぎ&佐久間Pコメント全文】
-
間宮祥太朗&新木優子&森本慎太郎ら、“考察合戦”を語る「良いこと悪いこと」ネタバレインタビューをHulu独占配信
-
本編未収録のアドリブも…永瀬廉&ロウン、新バディ映像公開『映画ラストマン -FIRST LOVE-』
-
本編最終話の完全版収録! 水上恒司&山田杏奈ら男女8人の青春群像ミステリー「シナントロープ」Blu-ray BOX、2026年4月発売