二宮和也、希望を与えられたのは「事務所の偉い人の言葉」8年ほど言われ続ける
映画『ラーゲリより愛を込めて』(12月9日公開)の完成披露試写会が8日に都内で行われ、二宮和也、北川景子、松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕、瀬々敬久監督が登場した。
同作はノンフィクション作家・辺見じゅんによる著書の実写化作。第二次世界大戦終了後、60万人を超える日本人が不当に抑留され捕虜となったシベリアの強制収容所(ラーゲリ)で、ただ一人、生きることへの希望を捨てなかった山本幡男(二宮)の半生を描く。
作中のようにつらかったり落ち込んだりした時に希望を与えてくれた人や言葉、できごとなどについて聞かれると、桐谷は「事務所の社長から『命をかけてあなたを大成させる』と言われて刺さっています」と回答。松坂は「肺炎になって即入院と言われ、詰まっている仕事が全部キャンセルだと想像した時に、いろんな人に迷惑をかけると思って涙がどばっと出たんです。その時にチーフマネージャーさんが肩にポンと手を当ててくれて、『大丈夫、大丈夫』と声をかけてくれて救われたんです」といい話が続く。
「そっちの方向性か」とエピソードに悩んでいた二宮は「僕はやっぱり、事務所の偉い人に言われた言葉ですね。『来年からは忙しくなるぞ』。